【知ってほしい】増える下りエスカレーター、高齢化社会に必要なバリアフリー | UDマークでエスカレーター事故0を目指すUDエスカレーターの情報サイト

2020.9.18

【知ってほしい】増える下りエスカレーター、高齢化社会に必要なバリアフリー


〈上りよりも下りへの危機意識〉

階段の上り降りが疲れるというのはごく一般的な意見です。またお年を召すににつれ、疲れるだけでなく「怖い」という意見も増えていくもの。段差を気にしながら歩くこともそうですし、人の多い主要駅ではその流れも気にしながら移動しなければなりません。

福岡市営鉄道では特に「階段を下るのが怖い」という意見が寄せられ、下りエスカレーターを増やす取り組みが行われました。このような先を見据えた安全面への配慮こそ、世界一の高齢先進国と言われる日本では必要となります。

少し掘り下げてみましょう。下りエスカレーターは弱視者にとって「上りか下りか」の判断を行うのが非常に難しいものです。人が多ければ流れる人を見て上下の判断はできます。しかし、そうでない場合上りのエスカレーターと違って遠目に先に伸びて見えるわけでもなく、昇降部付近までいかなければ上下の判断がしづらいのです。

これに対し、国のバリアフリーガイドラインにはエスカレーターのベルトにしるし(UDマーク)をつけることにより、進行方向がわかるようにすることが望ましいという記載があります。UDマークは一定間隔で印字されることで高い視認性を持つため、弱視の方でも遠目から進行方向を知ることができます。

高齢の方においても同様です。UDマークによって自然と速度感を図ることができることで昇降時の事故を未然に防ぐだけでなく、スムーズな移動を補助することができます。今まで見えづらかった下りのエスカレーターにおいても大きな効果を発揮します。

〈進む高齢化、よりそう社会の実現を〉

人々の声を集め、インフラ設備としての対応までされる動きはとても素晴らしいものです。その一方でどういった対策をするのか、そしてどこを優先順位として高く進めていくのか。非常に判断の難しいものです。しかし、今や生活導線の一部となったエスカレーターにおいて、安全対策をしていないことで事故が発生するのは非常に残念なことですよね。加えてSNS社会ですから、事実は雲隠れをしたまま「事故が起きた」ということで予想だにしない風評被害を受ける可能性も十分に考えられることです。 今後も高齢化は進んでいくことでしょう。そうなのだとすればバリアフリーに関する知見や対策はより広く必要とされることです。今まで移動の手段でしかなかったエスカレーター。このなくなることのない生活導線において、UDマークは施設としても迎えるお客様としても、確固たる安全性を持った社会の実現の一助になるのではないでしょうか。  

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