あけましておめでとうございます。
2021年が始まりました。
本年はより一層社員一同力を合わせ、エスカレーター事故0を目指して取り組んで参りますのでぜひ今後ともよろしくお願い申し上げます。
ゆったりしているときこそ、危険は潜むもの
さて、年末では帰省された方が多いことかと思います。
もちろんそうでない方もおいでになるかとは思いますが、いつもと違う環境になること、そして年始ということでいつもよりも注意力が散漫になってしまう可能性(これは執筆者自身の体験談でもありますが)があります。
都心から地方に、という帰省ですとお車の運転が必要な地域も多いですし、人や車の往来自体が減っている場合は余計に体感的な注意力は無意識的に甘くなるものです。
普段は当たり前に利用できているものが、ふとしたときの危険に変わってしまいます。
ちょっとした買い物でも、いつもより少し気をつけて
初売りに期待してお買い物をされるケースは非常に危険が潜みます。
前述のような注意力が低下している可能性に加え、目当てのものを探しに行く目的意識に強く集中してしまうと大変危険です。
当然あちらこちら見回すこともあるでしょう。
そして購入後、満足して帰路に着くという場合も同様に集中力が途切れてしまう可能性があります。
「そんなことはわかっている、大人なんだからそんなヘマはしない」
その通りです。
なぜこんなことをあえて書かせていただいているのかといえば、ただ単純に口うるさく(この場合は目に障る、でしょうか)伝え続けることで確実に事故に対して意識づけができると考えているからです。
私どもUDエスカレーターはエスカレーター事故0を目指している一方で、生活の主要導線の一部となったエスカレーターにおいて、その直接的な事故以外にも目を向けて行かなくてはいけないと常々考えています。
そのときの体調、気分によっても見え方や感じ方は大きく変わり、場合によってはいつも使うエスカレーターでさえ速く感じたり、遅く感じたりすることでしょう。
だからこそ、ごく日常的であることを甘く見ることなく、どちらかといえばお節介なかたちではあれど発信し続けることで、結果としてエスカレーターの事故を減らすことにつながると信じています。
そういう理由もあって執筆者は寝正月をして業務再開まで過ごす予定ですが、いえ決して怠けたいということではなく、どうか皆様も日頃のご多忙ご多用に一旦の小休止を挟み、一呼吸おいて安全にお過ごしになられることを祈っております。