【豆知識】エスカレーター、速度の違いはなぜ? | UDマークでエスカレーター事故0を目指すUDエスカレーターの情報サイト

2021.2.24

【豆知識】エスカレーター、速度の違いはなぜ?

エスカレーターの速度について

皆さんはエスカレーターに乗った時、速度の違いを感じたことはあるでしょうか。

現在日本では約7万基のエスカレーターが稼働しており、皆さんの生活インフラになっていることは言うまでもないでしょう。(日本エレベーター協会「2019年度昇降機設置台数等調査結果報告」より)駅や商業施設など設置場所は様々で、階層の移動手段としてとても便利な乗り物です。普段の利用の中で特に意識される方は少ないと思いますが、エスカレーターも「乗り物」なので、当然の如く運転速度がございます。車やバイクは、その道の法定速度にしたがって運転をしなくてはいけませんが、エスカレーターの速度はどのように決まっているのでしょうか。

定められたルールとは

国土交通省告示により定められている速度は以下の通りです。(三菱電機様HPよりhttps://www.mitsubishielectric.co.jp/elevator/inquiry/faq/category06/qa14.html

勾配定格速度
〜8°50m/分以下
8°〜30°45m/分以下
30°〜35°30m/分以下

エスカレーターの速度は角度によって制限が決められております。一般的には分速30mが標準速度と言われており、傾斜角度は30度が主流だそうです。

ただ上記の基準は、この速度制限内であればエスカレーターによって速度を変えることに問題はないということです。エスカレーターは基によって、決まった速度でしか稼働できないものもありますが、速度調整をできるものがあり、エスカレーター所有者の判断で速度を決められます。

では、なぜエスカレーターによって速度を調整する必要があるのでしょうか。

例えば、通勤通学の時間帯にとても混雑する駅であれば、エスカレーターの運転速度を上げて輸送効率を高めます。逆に病院など高齢者の利用が多い場所では運転速度を下げて、移動速度よりも安全に利用してもらえることを優先するのです。もし皆さんがエスカレーターを利用した時に速度の違いを感じたならば、そのような配慮がされているということでしょう。エスカレーター速度の違いは誰もがより安全に、より便利にエスカレーターを利用できるように工夫された証なのです。

しかし、この工夫も乗降者が速度の違いに気づかず乗り込んでしまえば、大変危険なことです。エスカレーターの速度が速いか遅いかではなく、乗降前に想定していた速度と違うことで、転倒事故の確率はグッと上がるもの。速度を調整する場合は、乗降者が事前にスピード感を把握できる仕組みや、乗降時にタイミングが取りやすくなる仕組みを施す必要があります。

UDベルトの活用方法

弊社が提供するUDベルトは、エスカレーターの手すりに進行方向と速度の目印になる「UD マーク」がデザインされているので、乗降者に速度の違いをいち早く知らせる目印となります。さらに乗降時にはタイミングが取りやすくなることで、より円滑なエスカレーター利用の助けにもなるのです。このUDベルトがエスカレーター利用の効率化や安全対策に対する取り組みの一助になれば幸いです。

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